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ポッドキャスト|食べることはトレーニングである

食べることはトレーニングである」とはどういう意味でしょうか?

トレーニングサイクルの必要性に合わせて日々の摂取すべき栄養素を調整し、計画的に、目的を持ってエネルギー補給をすることです。適切な栄養素を適切なタイミングで、十分な量を摂取することで、リカバリー力を最大限に高め、生理学的適応を促進することができます。1日の中でトレーニングに費やす時間はほんの一部で、残りの大半はリカバリーや休息、次のトレーニングに備えて準備をしています。この時間を、パフォーマンスをより高めるチャンスと考えてください。

「食べることはトレーニングである」という言葉の意味をより詳しく説明している、GUスポーツ栄養士のロクサンネ・フォーゲルの エピソードをお聞きください。



GUエナジーラボの栄養士による「食べることはトレーニング」ポッドキャスト を聞く(英語)

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運動競技の目標に向けたトレーニングは、距離を記録するだけではなく、栄養について、つまり毎日何を、いつ、どのくらい摂取するかについても考えなければなりません。良い栄養補給戦略は、トレーニングの負荷によって必要となるエネルギーを補います。トレーニング負荷が変われば、摂取すべき栄養も変わるはずです。毎日の食事の摂り方を変えることで、以下のことに影響を与えることができるのです。
  • リカバリー
  • パフォーマンス
  • 精神の明晰さ
  • 耐性
  • エネルギーレベル
  • 代謝

どのようにして変わるのでしょうか?

体は置かれた状況の必要性に適応していきます。消化器系もその例外ではありません。早ければわずか3日で、栄養素の吸収力を高めてエネルギーを生み出すよう、腸の組織を変えることができます。

毎日の食生活の中で、「食べることはトレーニングである」という理念を実践する方法をご紹介します。

・活動に見合ったものを食べましょう。次のトレーニングでは、負荷の高いものを長時間行う予定ですか?そうであれば、カロリーと炭水化物の摂取量を増やして、体に十分なエネルギーを確保しましょう。それとも負荷を軽くするターム、またはシーズンオフですか?もしそうなら、摂取するカロリー量を減らし、加工された炭水化物を制限して、不要な体重を増やさないようにしましょう。

・栄養摂取のタイミングは戦略的に計画しましょう。タイミングが重要です。活動前には脂肪や食物繊維、タンパク質の摂取量を減らし、それ以外の時間では増やしましょう。負荷のかかる運動や長時間の運動では、体がエネルギー源として必要とする炭水化物の摂取が重要になります。1日1回以上トレーニングを行う場合は、トレーニングの合間にグリコーゲンを補給するように心がけましょう。ハードなトレーニング中は、リカバリーを高める栄養補給がとても重要であり、筋肉の修復を促進するにはタンパク質を十分に摂取することが必要不可欠です。

・腸を鍛えましょう。活動中に主要な栄養素(炭水化物、電解質、水分)を摂取するトレーニングを行うことで、腸がそれらの栄養素を吸収する働きが高められます。その結果、目的のイベント中にGI問題を引き起こすリスクを軽減することができます。

・イベントに合わせた栄養補給戦略を試しましょう。レース当日まで不確定要素を残さないようにしましょう。レース前、レース中、レース後に何を摂取するかを知る(計画する)だけではなく、その計画を実践してみましょう。そして、何があなたに最も合うかを探りましょう。どんな形状(固形、液体、ジェル)のものか、どのフレーバーを欲するのかが分るでしょう。目的とするイベントの状況を可能な限り再現すれば、本当に重要な場面をうまく乗り切るための、最高の可能性を見つけ出すことができるでしょう。


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